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【動画を使って他社と差をつけろ】動画SEOのメリット・デメリット

動画SEOの図解表現

近年、YOUTUBEがほとんどの世代に観られるようになって、動画コンテンツのニーズがかなり高まっていると思います。

そこで疑問に挙がるのが、

「動画を使ったらSEOに有利になるの?」

「うちも動画取り入れた方がいいの?」

ということじゃないでしょうか?

そこで、今回は、動画SEOのメリットとデメリットを解説します。

もちろんデメリットもありますが、メリットをうまく取り入れて、競合に差をつけましょう!

動画SEOの定義は2パターンある

動画SEOというと具体的な定義が決まっているわけではなく、人によってブレがあります。

そのため先に、どのパターンがあるかわかっていないといけません。

主に、

1.動画を記事に埋め込んでのSEOへの効果

2.自社のコンテンツをYOUTUBEで上位表示

になります。

それぞれ解説していきます。

1.動画を埋め込むことへの直接的SEO効果

これはGoogleからの正式な回答があります。

それは、「動画を記事に載せても上位表示には関係ない」ということでした。

「そう、ならやらなくてもいいんじゃない?」

と思うでしょう。

でも、ちょっとだけ待ってください。

直接は関係なくても、あなたの記事のランキングを上げることができるかもしれませんよ!

動画SEOのメリット

動画SEOにはしっかりメリットもあります。

ここを抑えるから、やるか、やらないか考えても遅くないと思います。

動画SEOのメリットは、

・動画検索欄における自然流入の増加

・滞在時間の向上

・ページの品質の向上

があります。

一つずつ見ていきましょう。

またよむ:SEOトレンド:2023年の効果的な対策と2024年への戦略

自然流入の増加が見込める

みなさんは、Googleの検索結果にタブがあることをご存知でしょうか?

画像、動画、ショッピングなどの様々なタブがあります。

動画の人気が高いと、そのタブに上位表示され、そこからの流入が見込めます。

これは、2つの自然流入ソースになる可能性があり、より多くの人に認知されるようになってきます。

実際に検索してみるとわかるのですが、動画のタブからブログに紐付けることもできています。

これを利用すれば、通常のブログと違う戦略でSEOの上位表示ができるようになるでしょう。

Googleのトップ検索結果のスクリーンショット

ユーザーの滞在時間の向上

Googleはブログの滞在時間を評価基準の一つにしています。

滞在時間が長ければ、ユーザーはその記事をちゃんと読んでいると判断し、逆に滞在時間が短ければ、ユーザーに満足がいく情報が書かれていなかったため、すぐに離れてしまったと評価するのです。

その場で、動画を見るということは、ユーザーの滞在時間が伸びます。

そのため、Googleから高評価を得られる可能性があるのです。

ユーザーの滞在時間はGoogleアナリティクスのエンゲージメント:ページとスクリーンから見ることができます。

まず、動画SEOを考える前に、自分のサイトのユーザー滞在時間を把握しておくようにしておいてください。

Googleサーチコンソールのグラフ写真

ページの質の向上

ブログ記事は、文字で伝えることが主流ですが、他にもいろんな手段は使っていいのです。

基本的にGoogleはユーザーに有益なコンテンツを評価します。

そのため、画像や動画を使ってわかりやすく伝えたりすると、ユーザーがわかりやすいと思ってくれるかもしれません。

ユーザーから評価されると自ずとGoogleからも評価されることになるので、SEOで上位表示されることになります。

動画SEOのデメリット

動画SEOは間接的にメリットがあるとわかりました。

しかし、動画を埋め込む際に注意点があります。

それは、動画の画質とファイルのサイズです。

またよむ:SEOデメリット〜プロが解説するSEOの注意点とその対策

動画ファイルは圧縮した方がいい場合がある

最近は、高画質の動画を簡単に録画することができます。

でも、それをそのまま記事に埋め込んでしまった場合、ページの表示速度に影響が出てきます。

詳しくは、当ブログのWEBサイト速度改善の記事を参照して欲しいのですが、ユーザーは5秒も待ってくれません。

そのため、せっかく高画質で録画した動画コンテンツもウェブサイトが重いと見てもらえない可能性が高いのです。

でも、汗水垂らして作成した動画を無駄にはしたくないですよね?

そこで動画ファイルを圧縮するのです。

主な圧縮方法は、

1.ビットレートを小さくする

2.フレームレートを小さくする

3.解像度を下げる

4.不要部分をカットする

5.コーデックを変更する

などがあります。

ビットレートを小さくする

ビットレートのグラフィック表現

ビットレートとは、1秒間に送るデータ量のことを表します。

単位は、bps。

このビットレートが大きい動画は容量が大きくなります。

そのため、ビットレートが高いまま動画を使ってしまうと、Webページの表示が遅くなってしまいます。

ビットレートの目安

解像度でビットレートの目安があります。

解像度は自分たちでどれくらいがいいかを用途によって考えていく必要がありますが、スマホで観るユーザーを想定している場合は、4Kなどの凄まじく綺麗な映像などはいらないと思います。

720p(HD):700〜1500Kbps

720p 60fps:2250〜6000Kbps

1080(FullHD) 60fps:4500〜9000Kbps

などが使いやすい動画になると思います。

フレームレートを見直す

次にフレームレートを下げることを考えていきます。

フレームレートとは、1秒間の画像の数で構成されているかという数値で、単位はfps。

すごく速いパラパラ漫画をイメージするとわかりやすいと思います。

人間は30〜60fpsの処理ができるらしく、最近のゲーム(PS4)などでも60fpsの能力があります。

ちなみに、蝿は250fps以上見えているらしいです。笑

60fpsもいるのか?

最近は60fpsがとても流行っています。

しかし、今までのテレビやDVDは30fpsなのです。

それで今まで違和感なく見れていたということは、60fpsもいらないということです。

もちろん、なめらかに見せたいのなら別ですが、実際に自分たちで確認することをお勧めします。

解像度はどこまで必要か?

解像度とは、画像のきめ細かさを表す数値です。

YOUTUBEの設定とかで、480pや720p数字を見たことあるかもしれません。

この数字が大きいと綺麗な動画を観ることができます。

綺麗な映像だとファイルサイズも大きくなる傾向にあります。

ここも上の2つと一緒なのですが、動画はどのデバイスで見られる想定か?本当に綺麗な映像はいるのか?ここをしっかりと考えていきましょう。

不要な高画質によって、記事に低評価がついてしまってはもったいないです。

不要部分をカットする

基本的に動画のサイズは、長いほど大きくなります。

そのため不要部分をカットして、ファイルサイズを小さくできないか考えてみてください。

これは、特別なツールを必要としないので、とても簡単に実行できる対策です。

コーデックを変更する

コーデックは、動画のデータ規格のことです。

昔は、MP3というのが流行りましたよね?

これは音声のコーデックになります。

現在、動画コーデックはMPEG-4やH.264などがあります。

今、一番メジャーなのは、H.264というもので、それより半分のサイズで圧縮できるH.265やその次のH.266というものが存在しますが、あまり普及していないようです。

そのため、H.264で変換することになると思います。

埋め込み動画を活用する際は、ウェブの表示速度に注意しよう

プレーヤーボタンとキャラクターのベクター

まず、一つ目の動画SEO、動画の埋め込みを解説しました。

動画の埋め込みは、直接SEOに有利になるわけではないですが、ユーザーの満足度が高まるなら、使ってみる価値があるでしょう。

逆に無理して使って、記事の評価を下げるようなことにならないようにしてください。

画像の方が圧倒的にファイル容量が軽いので、動画でなく画像で補えないかも考えましょう。

2.自社コンテンツを上位表示させる動画SEO

自分たちの動画をどうやって上位表示させるか?

これも動画SEOと言われます。

もちろん、①の埋め込みと合わせて使えるものですが、少し違うのでカテゴリーを分けて説明します。

自作動画SEOのメリット

検索媒体が増えるので、認知される可能性が格段に上がります。

例えば、YOUTUBEに動画をアップし、その動画を利用して記事を作ります。

すると、Googleの記事の検索流入、YOUTUBEでの検索流入とかなり露出を増やすことができます。

一見、メリットが大きいですが、ここまで作るのがとても大変です。

自作動画SEOのデメリット

実際に作成も骨が折れるのがもちろんですが、ユーザーの違いも考慮しないといけません。

・コンテンツ作成にリソースがいる

・キーワードリサーチがブログと違うかもしれない

コンテンツ作成は時間と労力がかかる

当たり前ですが、動画を作成するのは、骨が折れます。

動画作成は、記事作成とは違ったスキルになるため、記事作成の担当がそのまま動画を作れるとは限りません。

そのため、新たに人員が必要だったり、記事作成と同時進行できないため、予定の倍の時間がかかったりします。

キーワードリサーチもブログと違う可能性がある

ーワードリサーチのベクトル表現

記事と同じキーワードで動画を作ろう!

と作ったのはいいものの視聴回数が伸びない

なんてことがあるかもしれません。

YOUTUBEもGoogleなのになぜ?

と思うかもしれません。

それには理由があります。

ユーザーの検索意図が変わっている可能性があるからです。

記事で読んで理解しやすいものと動画でみて理解しやすいものは違います。

ユーザーはこの違いを自然と理解して検索しています。

記事と動画での検索意図の違い

例えば、今回出てきたキーワードたち「フレームレート」や「解像度」などは、あまり動画を観て勉強しようというよりは、さっと文字で読んで理解しようとするでしょう。

そういったものは記事を作った方がパフォーマンスがよく、集客が見込めるでしょう。

しかし、「fps」は動画の滑らかさなので、実際に動画で示した方が、わかりやすいです。

このように、記事と動画で別々に企画しなければならない可能性があります。

動画SEOの最適化

YOUTUBEで動画SEOをやる際に大切なのは、

・サムネイル

・タイトル

・概要欄

・タグ

です。

サムネイルが一番割合的に大きい

サムネイルは動画検索欄に出てくる画像のことで、みんなこれを観てクリックするか決めます。

タイトルよりも大きいため、サムネイルでできるだけ動画の内容を衝撃的に伝えることが重要になります。

人気YOUTUBERのサムネイル

多くの人のサムネイルが、その動画を一言で表したらを書いています。

しかも、文字は大きくわかりやすく書かれています。

これが、今の動画SEOのトレンドとなるので、しっかり競合を調査しながら作っていきましょう。

サムネの例(本物はもう少し作り込みますが、イメージとして)

サムネイル - webdesignnova

タイトルはサムネイルの次に大切

タイトルも動画をクリックする際に参考にする指標になります。

サムネよりも長い文章を入れることが可能です。

個人的にサムネ→タイトルの順で見るので二番目となっていますが、タイトルを一番に考えるユーザーもいるので、しっかり考えておきましょう。

タイトルにキーワードをしっかり入れる

ブログと違って動画は書く場所が限られています。

そのため、タイトルにしっかりキーワード入れておきましょう。

また、Googleの理念に基づいて、キーワードの詰め込みすぎには注意しましょう。

評価が下がる恐れがあります。

概要欄を充実させよう

タイトルと同じく概要欄にキーワードを盛り込みましょう。

Googleの検索結果やサジェストに関わることになってきます。

また、ここにはリンクなども貼れるため、ブログのURLを貼ってしっかり誘導するのも大切です。

ブログよりもタグが大事

ブログではタグはそこまでSEOに関係ありませんが、

YOUTUBEのタグは関連動画に関係したりとSEOに効果があります。

関連するキーワードをしっかり載せておきましょう

まとめ

以上より2つの動画SEOについて解説しました。

動画はうまく使えば効果を発揮しますが、サイト速度やコンテンツ作成のコストなど考えなければならないことが多くあります。

サイトの低評価にもつながる可能性もあるので、使う際はよく考えましょう。

よくある質問

フレームレートを下げたり、ビットレートを下げたりはどうやってできますか?

例えば、AdobeのPremiere Proなら動画を書き出す際に設定で色々変えることができます。

基本は編集した後に、保存や違うファイルに書き出す際に変更できます。

もし、動画のみがある場合は、フリーソフトで圧縮することも可能です。

VideoProc Converterなどを使用すると圧縮することができます。

4K動画のSEO価値はありますか?

4K動画は鮮明な画質を提供しますが、SEO価値は直接的な画質よりもユーザー体験に依存します。高解像度は必ずしもSEOランキングを直接向上させるわけではありませんが、視聴者のエンゲージメントを高めることで間接的にSEOに貢献する可能性があります。視聴者が高画質を求めている場合は、4Kの提供が有効です。

また、4K動画をウェブサイトに使う時にはスピードやパフォーマンスに気をつけなければなりません。

動画コンテンツのSEOにおける最新トレンドは何ですか?

最新の動画SEOトレンドは、ユーザーの検索意図と関与度を最優先に考慮することです。これには、ターゲットオーディエンスが求める内容を理解し、魅力的なサムネイル、的確なタイトル、そして充実した概要欄を用いてクリックスルー率を向上させる戦略が含まれます。また、動画の長さは視聴者の関心を維持できる範囲内に制限し、情報の密度を高めることが推奨されます。

エディター

Eri Pinar による – ウェブ開発、マーケティング、オンライン、SEO。副著者 – Aoyama & Miura &Yuki Shimura.

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