PPC広告とは何か?最大限に活かす方法を教えます - WebdesignNova

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PPC広告とは何か?最大限に活かす方法を教えます

ベクターPPCキャンペーン抽象概念イラスト

自分の商品を宣伝する際には、なるべくお金をかけないで、多くの方に見てもらいたいですよね?

そこで、おすすめなのが、PPC広告というものなのですが、実際にウェブで調べてみるとメリットがデメリットだったり、よくわからないことになってます。

この矛盾は、何によって生まれるのか調べていくと同時に、

「本当にメリットがあるのか?」をわかりやすい例を挙げながら、「PPC広告とは何か」、『PPC広告を最大限活用する方法』を解説したいと思います。

ズバリPPC広告とは?

PPC広告とはPay Per Click広告の頭文字を取ったもので、クリックの回数に応じて、費用が発生する方式となっています。

例えば、1クリックを100円、クリックした人が5000人いた場合、

100 x 5000=500,000(円)

かかるということになります。

簡単ですよね?

ここで、私が調べて、発見した矛盾をご紹介します。

PPC広告のメリットとデメリットの矛盾

PPCのアニメーション表現

これは費用についてなのですが、読んでると一瞬「あれ?」と思うポイントです。

ここを理解していると、よりPPC広告を上手に使えると思うので、しっかり理解して行きましょう。

メリット:費用対効果が高い

この文面を読むと、PPC広告は、安く済みそうなイメージが出てきますよね?

なぜかというと、クリックされると費用が発生するということは、裏を返せば、クリックされなければ、費用は発生しないことになります。

これは、掲載する期間で費用が発生したりする広告などよりも無駄がなく宣伝できることを意味します。

更に、クリックするということは、ある程度、興味を持っているということになり、コンバージョンが高くなりえます。

しかし、ここで矛盾が見つかりました。

デメリット:広告費が高くつく

あれ?費用対効果がいいから安く済むんじゃないの?

と思ったはずです。

PPC広告とは何か知らなければ、そう思うのも仕方がありません。

なんで高くつくのか?

理由は、2つあります。

1.クリックされると費用が発生するから

2.広告の単価が高い場合があるから

また読む:SEOデメリット〜プロが解説するSEOの注意点とその対策

メリットがデメリット

上で、クリックされるときだけ費用が、発生するというメリットを挙げましたが、それがデメリットとなってしまう場合があります。

例えば、間違ってクリックしてしまった場合でも、費用が出てしまいます。

クリックの10%が間違いだったとします。

この場合、

10 x 500 = 5000 (円)

の無駄な広告費が発生することになります。

更に、クリックされたが、受注に繋がらなかった場合も、無駄な出費になってしまいます。

これは、人気のキーワードを選んでしまったことが災いして起こる可能性があります。

また、後ほど対策について解説しますが、「ユーザーの検索意図」が関係してきます。

次に、問題なのがクリック単価です。

クリック単価がオークションで決まる場合もある

ここがPPC広告の一番の落とし穴です。

人気のキーワードは単価が高くなり、思わぬクリック数が合わさって、莫大な広告費がかかってしまうということが起きえます。

また、有名なGoogleやMeta(旧Facebook)など有名な企業は、オークション制になっていて、競合に勝つには、お金を払うか違うキーワードを選ぶしかないということになります。

その結果、思ったより多くの広告費がかかる場合があるのです。

PPC広告を最大限活用できる対策

ラップトップの画面上のネットワークグラフィックオーバーレイ背景

では、お金がなかったらやらないほうがいいのか?

と思うかもしれませんね。

しかし、PPC広告を最大限活用する対策がいくつかあるので、それを解説していきます。

今回は、「ジム」の広告をGoogleに出すというモデルで実際に調査しながら、解説します。

市場調査から始める

広告を依頼するにも、予算などのイメージが全くない状態では、計画は立てられません。

ここでキーワードの単価がわかればいいですが、ものによって様々で、いくらと断言することは難しいです。

しかし、それを簡易的に調べる方法があるのです。

それが、Googleのキーワードプランナーです。

1.ログインして、「新しいキーワードを見つける」をクリック

「Googleキーワードプランナー」と検索して

自分のGoogleアカウントでログインしてください。

すると、下のような大きなボタンが出てきます。

2.検索欄に、自分たちのサービスを入力して、検索開始

今回はまず、「ジム」から調べていきます。

「結果を表示」を押すと、下に検索結果が出てきます。

3.検索結果をチェック

実際に、ユーザーがどのキーワードでどのくらい検索しているか、更に、広告単価の目安も調べることができます。

ここでは、主に「月間平均検索ボリューム」、2つの「ページ上部に掲載された広告の入札単価」を見ていきます。

*ここで「ページ上部に掲載された広告の入札単価」の左側が低額、右側が高額時となるようです。

費用はどれくらいかかるか目安を計算する

費用規模がどれくらいか概算で計算していきます。

1.CTR(クリック率)とクリック数を調べる

広告のクリック率は、約0.6%となっているので、今回はこの数字を使います。

月間検索ボリュームを500000回(検索ボリュームの平均)とすると、クリック数は

500000 x 0.006 = 3000(回)

2.単価をかけて、概算費用を出す

広告費を平均すると大体200円となります。

【(94+327)/2】

合計金額は

3000 x 200 = 600,000(円)

結構かかりますね。

一般に広告費は20〜50万円が目安なので、少し多いですが、キーワードが大きいカテゴリーのため、妥当なところかと思います。

複合キーワードを狙って客層を絞る

最初の例では「ジム」という1単語だけだったので、より多く検索にヒットし、競合も多くなります。

そこで、キーワードを組み合わせて、検索の幅を狭めることによって、より低めの単価で高いコンバージョンを狙っていきます。

「スポーツ ジム」という複合キーワードで広告を出すとします。

すると、検索ボリュームは大体140000前後、広告単価は170円になってきます。

これを計算すると、

140000 x 0.006 x 170 = 142,800(円)

となり、大きく経費削減したと同時に、より絞られたキーワードにより、顧客獲得の確率も高まっています。

「ジム パーソナル」という組み合わせでは、

1300 x 0.006 x 420 =3,276 (円)

となります。

検索数は少なくなり、単価も上がってますが、全体的に格安でできることがわかりました。

個人でやっていて、あまり多くの顧客を狙わない小さな会社には、いい戦略となりえます。

ユーザーが食いつくタイトルを考える

ラットデザインのUIおよびUX背景のグラフィックス

広告のクリック率は0.6%でしたが、実は、通常の検索で出てくるコンテンツの方が、クリック率は高い(日本では約14%)です。

多くの人が、広告はスルーする傾向にあるのがわかります。

実際には、広告はコンテンツより上に出てくるのになぜなのでしょうか?

これは、検索コンテンツの方が、魅力的なタイトルだからだと考えます。

ユーザーは何が、「自分のためになるか」を考えて、検索を行なっています。

そのため、自分に利益がないと思ったものは、容赦無く飛ばしていきます。

上位表示されたものは、そのハードルをクリックして人気コンテンツになっているので、ユーザーがクリックするのです。

では、どうすればいいでしょうか?

ユーザーに想像させるタイトルを考える

それは、「あなたの会社がどんなことができるか」や「どんな会社か」などユーザーに何かイメージを抱かせるものを書いた方がいいと、私は思います。

例えば、

この例から、私は初めてでも安心できるような印象を受けました。

また、年齢層も少し高めの場所なのかなという想像もできます。

こうすることにより、競合とも差別化が可能で、クリック率や質も上がってくると思います。

私だったら、

「誰もが羨むボティになれる***ジム」

とかにして、自分を変えたい!と思うような人を誘うことを考えます。

ランディングページの質も上げておくこと

PPC広告で一番の無駄はなんだと思いますか?

それは、広告がクリックされたのに、契約が取れないことです。

これは、広告がクリックされて、費用が発生したにもかかわらず、顧客が得られず、出費だけしてしまった状態です。

これを避けるには、どうすればいいのか?

それは、広告先のページもしっかり作り込んでおくということです。

*検索結果や広告を経由して、ユーザーが最初に訪れるページをランディングページと言います。

ユーザーの検索意図を考える

ユーザーが検索をして、すぐにそのページを離れてしまう理由は、その人の検索意図と違ってしまった場合です。

今回の「ジム」であれば、広告の先にスタッフ紹介ページに行ってしまっては、多くの人は違うなと思い、戻っていってしまうでしょう。

ユーザーは、

・どんなマシンがあるのか?

・家から近いのか?

・パーソナル指導などのサービスはあるか?

などなどいろいろな思惑を持って、検索してきます。

それに沿うような形で、ページを作ってください。

今回は、広告を最大限活かす上でのコンテンツ作成ですが、良いタイトルと共に良質なコンテンツは、上位表示される可能性も上がり、顧客の自然流入も増えるので、やってて損はないと思います。

随時フィードバックを行う

Google Ads進捗のグラフィック表現

CMやポスター広告などは、フィードバックを効かせるのが容易ではありません。

すでに女優を起用して、撮影したり、大量に広告を刷ったりして、費用がかなりかかっています。

しかし、PPC広告であれば編集、改善などが、容易に行えます。

更に、PPC広告は、クリック数などのデータが取れるため、データを元に改善しながら、広告を打ち出すことが可能です。

例えば、上の「ユーザーの検索意図」の問題もかなり簡単に解決することができます。

いろんな検索意図でページを作って、どれが一番コンバージョンがいいか試すこともできます。

魅力的なタイトルも、試しながら、効果を見ることができます。

PPC広告の予算を決めておく

デメリットで予想外の出費の話をしましたが、実は、サービスによって予算の上限を決められるものが存在します。

Googleの費用上限では、リミットを超えた場合、自動的に広告を停止するようなシステムがあります。

これにより、予算をしっかり決めておけば、予想外の出費が出ることなく最大限PPC広告の効果を発揮することができます。

PPC広告対SEO:どちらの投資が価値があるのか?

SEO対PPC グラフィックコンセプト

デジタルマーケティングの世界は複雑で、企業や個人がオンラインでの可視性を向上させる方法としてPPC広告とSEOのどちらを選ぶべきかは、常に議論の的となっています。
それぞれの戦略には特有の利点と欠点がありますので、詳しく見ていきましょう。

SEOとは何か?

検索エンジン最適化(SEO)は、ウェブサイトを検索エンジンの結果ページで上位に表示させるための技術や戦略の総称です。これは、キーワードリサーチ、オンページ最適化、バックリンクの構築など、多岐にわたる活動を含んでいます。

また読む:SEO誰でもできるの?SEOの基礎知識からSEOエージェントの活用

SEOの利点と欠点、PPCとの比較

利点:

持続的なトラフィック: SEOは、一度効果が表れると、長期間にわたって安定したトラフィックを提供します。

コスト効果: PPC広告のクリック単価が高騰する中、SEOは比較的安価な投資で長期的なリターンを期待できます。

信頼性: ユーザーはオーガニックの検索結果を有料広告よりも信頼する傾向があります。

欠点:

時間: SEOの効果を実感するまでには時間がかかることが多いです。

競争: 競争のあるキーワードや業界では、トップのランキングを獲得するのが難しいことがあります。

PPCの特徴とSEOとの比較:
PPC広告は、広告主がクリックごとに料金を支払うオンライン広告の形式です。トラフィックの獲得は速く、ターゲット指定も細かくできますが、予算が切れると表示されなくなるという特性があります。

エージェンシーコンサルテーション

webdesignnova エージェンシーコンサルテーション
webdesignnova コンサルテーション

デジタルマーケティングの成功には専門的な知識と経験が不可欠です。

Webdeisgnnovaのようなエージェンシーは、PPC広告とSEOの両方に精通しており、クライアントのビジネスニーズに合わせた最適な戦略を提案します。プロによるアドバイスを受けることで、効果的なオンラインマーケティング活動を展開することができます。

さらに、エージェンシーを選ぶ時は、ポートフォリオを確認し、以前の作業と技術からの確かな経験と実績を持っているかどうかを確認することは非常に重要です。

高い透明性を持つエージェンシーは、信頼性があり、良好な結果をもたらす可能性が高いです。

まとめ

今回の記事をまとめると

・「PPC広告とは」クリックごとに課金される広告サービス

・広告の出し方によって、広告費がかさむ場合がある

・PPC広告を最大限活用するには「キーワード、タイトル、ランディングページ、予算」をしっかり抑えること。

となります。

今回のポイントをしっかり押さえてくれれば、PPC広告はメリットだらけだと思います。

よくある質問

1. キーワードのボリュームの範囲が大き過ぎます。(10〜100万など)より詳細なイメージを掴むために、もっと詳しく調べたいのですが方法はありませんか?

今回、無料でGoogleキーワードプランナーを使っているため、おおまかにしかデータを教えてくれません。

Googleで広告費を払えば、詳細な検索ボリュームを知ることができ、より詳細な計画を立てることができると思います。

また、有料の「Ubersuggest」というサービスもおすすめです。

ここのキーワード候補を使って、検索ボリュームや、広告のクリック単価、SEOの難易度(上位表示がどれくらい大変か)など知ることができます。

2.Google Adsの学習や広告の実行方法を学ぶにはどこで学ぶべきですか?

Googleの無料オンライントレーニングプラットフォーム、Google Skillshopで学ぶことができます。このプラットフォームでは、Google Adsとその様々な機能に関する包括的なコースが提供されています。

3.PPC広告を成功させるために、エージェンシーの協力は必要ですか?

これはあなたの目標によって異なります。エージェンシーを使用することには、より専門的なキャンペーンの設定、適切なターゲティング、結果を得るための時間効率といった多くの利点があります。エージェンシーには通常、インサイトや分析に基づいてキャンペーンを最適化する経験豊富な専門家が在籍しています。

一方、Google Skillshopのような無料のリソースを利用して自分で学ぶことも確かに可能です。しかし、実際の経験を積んでプロのような結果を出すためには、継続的な学びと実践の時間が必要です。予算が限られている場合や自分で挑戦したい場合は、自ら学んで実践する方法も良い選択肢ですが、結果を得るまでの期間や努力を考慮することが重要です。

エディター

Eri Pinar による – ウェブ開発、マーケティング、オンライン、SEO。副著者 – Aoyama & Miura。

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